@天国の音楽

いつもsoulで繋がっている詩人の友人が“あれ、密かに楽しみにしている”と言ってくれた。だからもう少し続ける。タイトルを少し変えて。天国の音楽。天国に行くための音楽。地上から天を仰ぐ音楽を。探しに行く。

C-Style >ライチャスブラザース>引き潮

C-Style >ライチャスブラザース>引き潮>https://youtu.be/rGcpcvIH7hE

結局、なんの歌が好きなの?そう聞かれて僕はとっさに答えられなかった。
三宿のソウルバー。ターンテーブルの前に頬杖ついた女性と死ぬほど笑いあった朝4時半。
かなりやばい線になってきた。今頃交差点の上に、あかりがさしてるはず。

もうどういう集まりだったかも忘れるくらい酔っ払っていたし、明日は今日になってて、仕事は9時からなんだけど、もう世田谷代田のうちに帰る時間はない。ねぇ何が聴きたいのともう一度。言わなきゃいけないのかい、もうちょっと休ませてくれよ。そんな簡単に言えることじゃない。

名前や人柄を時間かけて知るより、物の好みで、相手をわかったような気になっていた頃。不器用なのか、人間を、世間を知らないのか「君と好きなものが違いすぎると腹がたつ。似過ぎていると、悲しくなる」

たとえば、好きなのは♩エッブタイド。ずーっと悲しい気持ちが続くからだ。意味なんかわかんないけど。朝の海に一人で向かってるような気がするから。自己憐憫ってこういうこと。僕は、そういうのが好きな、くだらん、つまらん男だ。今までも、これからも多分。

未だに、ライチャスブラザースを聴くと、心の奥底に、寂しい場所があるって、悲しいことが、続いていることを思う。そう、歌は、時間も場所も超えて、繋がっている。

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