@天国の音楽

いつもsoulで繋がっている詩人の友人が“あれ、密かに楽しみにしている”と言ってくれた。だからもう少し続ける。タイトルを少し変えて。天国の音楽。天国に行くための音楽。地上から天を仰ぐ音楽を。探しに行く。

C-Style >植草甚一>古本とジャズ>

C-Style >植草甚一>古本とジャズ>ぼくに限らず、音楽や映画や小説について、何か文章を書いてみようとして、書いたりしてる人の根っこに、J・Jこと『植草甚一』氏の影響があるんじゃないかと思うんだけど。

 


神保町を散歩して、御茶ノ水でレコード漁って、下北沢の寝ぐらで買ってきた古本を読み、レコードを聴く。なんだか愉快な気持ちで、友達に長電話。モディリアーニーとかの、変な絵をみながら、タバコとコーヒーとジャズ。

 


久しぶりにJ・J氏の書いたもの、読んだんだけど“ジャズは皮膚芸術”とか、決めにかかってる言葉はむしろ、昔みたいに響かなくてそれより、例えばジェリーマリガンのバリトンに影響されて、その音楽みたいな文体を書き連ねたりする、ちょっとぶっ飛んだとこなんか、凄く気持ち良く感じた。まったくいかれてるよ、おじさん。

 


なんか閉塞、行き止まり、変えられることとそうじゃない物見きった感じで、どうにもなんないな、とため息ついたりした時。植草甚一氏の「こんな見方があるんだ、楽しみ方があるさ」ってのに教えられた事。それはたしかに、救済みたいなことだった。そうさ確かに「僕も散歩と雑学と、音楽が好き」

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