@天国の音楽

いつもsoulで繋がっている詩人の友人が“あれ、密かに楽しみにしている”と言ってくれた。だからもう少し続ける。タイトルを少し変えて。天国の音楽。天国に行くための音楽。地上から天を仰ぐ音楽を。探しに行く。

愛はあるんか

N.C.O.P #ジャニスジョップリン #クライベイビー

https://youtu.be/VfGSd-tikH4

「ほら、あれ、音楽のやつ、どうなってる?」そう言われて“にべもない”って気になった。そう、昔からこの言葉好きというか、使いたくて無理やり使っているけど。
にべもない= そっけない、愛想がない、といった意味。この場合の「膠」は、ニベ科の魚の鰾(うきぶくろ)を原料にして作られた膠(にかわ)のことで、粘り気の比喩。にべない。
なるほどね。別に恋愛って限らないけど、好意を持ってる人に、なんとも思われてなくて、普通に接せられても、にべもない、なんて思ったり。そんなマゾヒステックな感じがいいのかね。変態だな。じゃあにべのあるものって例えば、ジャニスのこの歌。ああ、しつこい暑苦しい、怖いくらいの情、熱量。そこに愛はあるんか?もはや所有欲と嫉妬と妄想の渦?いやいや。
これな、あんた目覚めてよ、好きなもの何もないなんていうんなら、つくればいいじゃない、あたしはここにいるわよ、泣いてみなさいよ、感情出しなさいよ、ほら、ほら、こっちきなさいよ。って感じの歌。そんなん、な、重いけどさ、この胸の奥の傷みたいなの、ぐわっと掴んで、癒すような感じあるよな。

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