@天国の音楽

いつもsoulで繋がっている詩人の友人が“あれ、密かに楽しみにしている”と言ってくれた。だからもう少し続ける。タイトルを少し変えて。天国の音楽。天国に行くための音楽。地上から天を仰ぐ音楽を。探しに行く。

C-Style >ピエールボナール>花咲くアーモンドの木

番外編

C-Style >ピエールボナール>花咲くアーモンドの木>休日の金曜の外出。ボナールがあの画家やこの画家の代わりではないけれど、ぎゅうぎゅうの美術館はいただけない。だから国立新美術館。体力勝負なんだよな、本気の絵画鑑賞って?さ。混んでたけどね。

浮世絵の影響、印象派展光への思慕、広告界のスター、心病んだパートナーのデッサン、水浴する裸婦像、カメラオブスキュア、南フランスの風景、独りが集まった群衆のスケッチ、ボナールは、僕らが想い描く画家、芸術のほとんどを横断してるようで、なるほど”モダンアート直前の絵画のラスボス、のような。いや、袋小路のポストロックアーチストみたいで、変な親近感。本人は意図したわけではないだろけど。画家としての物語はどこかで見てきたよう。

そんなこと思いながら(ちょっと心ここにあらず?)最後に展示されていた 小さな絵。遺作が1番すごかったなんて、良くある恣意的な話に落とし込むのは悔しいけど、床の中から甥っ子に加筆させたってこの絵の湧き出す力。実際立ち止まる人だかりも凄かったけど、何時迄もみていたいきもち。自分が幻覚でもみてるように、白い花つけた枝がアニメのように伸びていく感じ。

やっぱり原画みるって、ライブだね。